■空中アスレチック 13ステージの横顔
空中アスレチックの13の障害(OBSTACLE)の解説。これを参考にクリアへのイメージトレーニングを積んで、お申込み・おでかけください。

はじまりの狼煙台(のろしだい)
樹齢百年を超えるケヤキの巨木が、挑戦者たちの成功を見守っているぞ。第一のステージへ出発する前に、「幸運の鐘」「勇気ハンモック」を楽しむこともいいね。


一 ホバーボード
ホバーボードは映画「バックトゥザフューチャーPART2」(1989米制作・ロバート・ゼメキス)にて主人公が未来の乗り物として使っていた地球の磁力を利用して宙に浮く未来のスケートボード。それをイメージして制作しました。スタートとゴールのボードは角度がついており、滑りやすいので要注意だ。


二 スネークロープ
ジャングルのつたをカモフラージュにする蛇のごとくぶら下がるロープ群を渡っていく。本物の蛇がまぎれていないか念のため注意しよう!?


三 いもむしロード
2本の丸太を渡りはじめると、不思議なことにいもむしのような動きになっているはずだ。


四 天空の一本橋
ただでさえ高い場所からさらに斜め上に向かって15mの一本丸太を渡る。さながら天空に向かう気分だ。自然の木々の間を縫っていくのも楽しいポイント。


五 いなばの白ウサギ
因幡の白ウサギという古事記の逸話のなかに、イタズラうさぎが隠岐の島からいなばの地に渡りたいために、サメたちを騙して海上に列を作らせその背を渡ったという伝説の1シーンがある。渡っていく角材をサメの列だと思い、ウサギの気分でピョンピョン飛び越えていこう。また野鳥を観察できる場所でもあり、心に余裕がある挑戦者はぜひ周囲の風景に野鳥を探してほしい。


六 お花見トロッコ
一見して錆びついて動かなそうなトロッコ。なぜ木の上にあるのだろうか。2名まで乗車可能だが、はたして動くかどうかは挑戦者次第だ。途中、大きな桜の木の脇をくぐるため、3月下旬は壮観だ。


七 スカイウォール
樹上冒険を象徴するダイナミックな壁だ。クライミングホールドをにぎって横移動していくのだが、この高さでパフォーマンスできるチャレンジャーは限られるかもしれない。裏面には迂回路があるが、こちらもあなどれない。


八 わくわくの船
手作りのカヌー船を渡るのだが、ぜひ、カヌーに腰掛けて、オールを握ってみよう。あたかも空をこいで飛んでいる夢の乗り物を体験できるだろう。


九 ジャイアントスイング
きみの中から沸き起こってくる勇気を感じることができるだろう。すると、頭の中にいるもうひとりのきみが(今だ!)とタイミングを教えてくれるはずだ。


十 牙(キバ)の回廊
床のない空中の壁。じっとりと冷や汗がにじむなか、わずかな足がかりをたよりにすすむことになるだろう。ここでの体の使い方は、きっと初めての体験となるだろう。気を失いそうな挑戦者は、もちろん迂回路もあるので無理のないように挑戦してほしい。


十一 アイアンバレル
アイアンバレル(=鉄の樽(たる))。ドラム缶の階段を手足を駆使して登っていく挑戦者は、さながらドンキーコングを倒すためのタルをよけ頂上を目指すマリオのようだ。


十二 筋斗雲
エリアの後半に待機する”白い筋斗雲”2台は、心が清らかな挑戦者なら安全に受け入れてくれるが、汚れている挑戦者の場合バランスを崩してしまうらしい。自分のこれまでの行いをいまいちど振り返り、慎重に挑戦してほしい。


十三 からす天狗ZIP
100mの山陰最大のジップライン。ここまで到達できた挑戦者は、大山のいにしえからのいいつたえ「からす天狗」様同様、不滅のパワーと揺るがない勇気を得たはずだ。さあ、歓喜の雄叫びを上げながらFINISHを迎えよう。これまでの苦闘が嘘のように思えるほどの爽快感間違いなし!