■ボランティアリーダーレポート(抜粋)
高校生・大学生リーダーにキャンプ参加後に作成してもらった「探究レポート」の抜粋です。


大山サマーキャンプのボランティアリーダーによる探求レポートの一部です。
雰囲気が伝わるよう、前文ではなく部分的に箇条書きにしております。

単に「子供が好きだから!」では乗り越えられない役割や課題があるのもリーダーのミッションです。
子供たちだけでなく、学生の皆様にとっても将来につながる有意義な経験となるよう森の国では企画・受け入れを行っております。

今回のプログラムでは、子どもたち同士の協力がより必要でした。バディの子を心配する様子や友達を気遣っている様子を見ることができました。知らない子たちばっかりでもプログラムを一緒にやっていく中で仲良くなったりしていて、子どもどうしの関係を築く上では協力する機会を作ることがポイントであると学びました。
                                   鳥取大学(女子)
 子どもへの声のかけ方については特に学びが多かったです。やってあげるばかりでなく、子供たちに自分でしてもらえるよう、わかりやすい説明や説得をする中で、一緒に楽しんだり、頼ってもらえたりすることができ、同じくらいの目線でいることを意識するようになりました。同じ「くらい」というところにポイントがあって、同じすぎるときっと手伝ってと声をかけられることはなかったかなと思います。少し大学生らしい視点を保つことで余裕につながり、声をかけてもらいやすかったのかなと思っています。
                                   島根県立大学(女子)看護師志望
参加者が友達と協力や達成感を感じたりできる活動になるように、スタッフの方は工夫をされていると思った。具体的に、活動の説明は重要な点をしっかり伝えて、その他は最低限にすることで、「子どもたちが実際にやってみること」を大切にできるようにしていると感じた。どうやったら上手くいくのか、こどもたちが考え試してみることに意味があり、大人から助言しすぎないように、こどもたちを見守ってあげる・必要な時にサポートしてあげることが重要だと学んだ。
                                   鳥取大学(女子) 学芸員志望
1日目よりも3日目のほうが子どもたちの笑顔も増え、"自分にしか引き出せない笑顔"と思うと、すごく嬉しかった。それを引き出すためには、信頼をしてもらうことが大切だと感じた。こまめに声をかけたり全部の班に入ってごはんを食べたりすることを意識した。3日間の中で広く浅くだったかもしれないけど、充実した時を過ごせた。
                                   島根大学(女子)
初日はあまりうまく子どもたちと話すことができなかったが、段々と時間をともにしていくうちに打ち解けていき、お互いに楽しく活動することができた。また、森の国の方々や同年代のリーダーとともに積極的にコミュニケーションをとり、子どもたちが活動を楽しめるように行動することができた。しかし、子どもが危険なことをしていたときの注意がうまく行かなかったので、今後の活動ではそこも意識して取り組みたいと感じた。
                                   島根大学(男子)