フィールドアスレチック
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■遊具の一生(コラム)
アスレチックはこうして作られています。
〜森の国がこだわり続けているポイントの製作現場〜
ボクたちの一生のように、アスレチック遊具にも面白い物語があるんだって。
ちょっとのぞいてみよう。
遊具は樹齢20年以上
の杉やヒノキの
間伐材で製作する。
秋から冬が伐採の頃。
雪のなか森へ出かける。
鹿やうさぎに出会うことも。
木の皮を1本1本
手作業でむく。
仕上がりは自然の風合いに。
森を壊さないために大型車両を
使わない。知恵と工夫で材木を
運び吊り上げ、設置する。
スコップで穴を掘り柱となる
木を埋める。環境に配慮し
基礎のコンクリは入れない。
柱の根元の土を突いて固める
ための「突き棒」は、園内に
自生するエゴノキから製作。
自然の木には凹凸や虫の
かじった穴も。そんな木に
人はわくわくするもの。
遊具として活躍するのは約
3年間。役目を終えた遊具は
マキとして第2の人生を始める。
マキはキャンプファイヤーや飯ごう炊飯、冬のハウスのストーブの燃料となり、一生を終える。
アスレチック遊具の物語、いかがでしたか?
森の国の遊具やアスレチックポイントは、一部を除きそのほとんどを自然の木で作ります。まもなく腐食が始まるためこまめな点検が必要となり、1つのアスレチックポイントは3年から5年でリビルド(解体&作り直し)しなくてはならない大変手間のかかる作業です。
しかし自然の木には、他にはない魅力があります。またこどもたちが素手で触れ遊ぶ遊具だからこそ、森の国では自然の木にこだわり続けています。そんなアスレチックで、どうか木の感触を楽しみながら遊んで下さいね!
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